2018年7月9日月曜日

141.小値賀の鎮信鳥居・若宮神社

 宇久島と小値賀島は五島列島の北の端の隣り合った島で、江戸時代には、宇久は五島藩、小値賀は平戸藩だったということもあり、何かと張り合ってきたことが言われています。
 平成の合併で宇久は佐世保市に編入されましたが、小値賀は北松浦郡小値賀町のままです。現在の人口を聞いたら、宇久は2000人くらい、小値賀は2500人くらいとのことでした。農業と漁業が主な産業ですが、最近は魚があまり獲れなくなったそうで、漁船も少なく感じました。農業も田んぼが少なく、畑が多いようですが、牧草地が多く放牧場も含めて、牛(黒毛和牛)の飼育が、両島に共通しているようです。
 小値賀を巡るにあたって、小値賀町教育委員会の平田さんに大変お世話になりました。島内の地図と史跡近辺の写真を添えたものを用意されていて、早朝にフェリーの船着き場まで持ってきてもらいましたので、自転車で巡り歩くのは楽でした。

若宮神社の鎮信鳥居(小値賀町前方郷唐見崎里の前)


 海岸そばですが、近くに集落はあるけど神社の所には、何もありません。新しい説明板がありました。

 旧若宮神社と書かれています。鳥居から続く階段を登ったら、本殿跡らしいところがあり、祠の中は空っぽでした。

 若宮神社という神社は島内に他の所にも見られます。そちらに合祀されたのでしょう。過疎化で神社の維持もむつかしいようです。

次回は浜津神社の鎮信鳥居です






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