2017年2月27日月曜日

70.佐賀県 砥川6

砥川の肥前狛犬 6
 砥川地区を肥前狛犬巡りを案内してもらい回っていたら、山道沿いに、スレート葺きの小屋があり、倉庫らしいが何かあるかもしれないと、鍵がかかった鉄格子の中をのぞいたら、石仏などがびっしりと収められていました。

 中は薄暗くて、近在の石仏や灯篭などが隙間なく並べられています。よく見たら奥の方に、1体の肥前狛犬もありました。

 フラッシュをたいて写真を撮ったので、分かりにくいかもしれませんでしたが、案内をしてくれた2人の人も初めて見たとのことでした。
 後から調べたら、肥前狛犬を学ぶ会ではここにあることを確認していたそうです。会としても、どうすれば良いのか話が付いていないのでしょう。この付近を探せばまだ他にも出てくるかもしれません。

次回は砥川7です






2017年2月20日月曜日

69.佐賀県 砥川5

砥川の肥前狛犬 5
 ここはお寺の一帯に、9体の肥前狛犬があります。やはり砥川石工の里、あちこちにこの小さくて、かわいらしい狛犬は散在していたのでしょう。寄せ集められた感じがします。2体あるところです。



 江戸時代の神仏習合の名残でしょう、石の祠もずいぶんあります。そこには、肥前狛犬が置かれています。6体まとめられたところもあります。



 左右に3体、6体も1か所にありますが、明治以降に集められたのでしょう。
 寺の境内の一角に1体だけぽつんと置かれたのもあります。

 墓地には、江戸時代の砥川石工の名工平川与四右衛門の墓もあります。子孫は現在も小城市内で石材店を営んでいます。

次回は新発見?砥川6です








2017年2月13日月曜日

68.佐賀県 砥川4

砥川の肥前狛犬 4
  後世に作られたお堂には、石の祠や石仏などが寄せ集められています。その中に、左側に3体、右側に2体の肥前狛犬があります。
 左側から順に写真を示します。左端のものだけが、奥行きが長く、ダックスフンドみたいな感じです。2体は1対のようですが、ア、ウンの区別は付けられません。



 右側の2体は1対のようです。

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次回は砥川5です








2017年2月6日月曜日

67.佐賀県 砥川3

砥川に肥前狛犬 砥川3
 この神社にも、2対4体と言いたいところですが、1対は後世に寄せ集められた感じがします。



 こちらの方は、小さいけど1対なのが分かります。上段に上る階段の両側にあり、参道狛犬といえそうです。

 一般的にはア、ウンの1対ですが、どちらも歯をむき出していて、イといった方がいいような感じです。

次回は砥川4です