2017年10月2日月曜日

101.自作の狛犬

石に狛犬を彫ってみました 
 肥前狛犬を見て回りはじめてそれほど経過してはいないけど、200体以上は写真に撮っています。小さいけど、実に印象深いものです。これなら自分でも彫れるのではないかと思い始めて、硬い石はやれないけど、砂岩なら手持ちの道具で出来そうに思いました。
 山道を通りかかったとき、手ごろな砂岩を見つけて拾ってきました。サンダーにダイヤモンドカッターの刃を付けて切り出したらきれいな面が出てきたので、これで外形を削り出し、細かい所は昔、篆刻をやっていたときの、刀(とう)を使ったら割と簡単でした。出来栄えは満足いくものではありませんが、素人の作として遊び心を楽しみました。前からの写真
 

 後ろからでは

 製作年月と製作者名はちゃんと入れました。肥前狛犬は現在残っているものは700体以上ではないでしょうか。今まで見たもののうちで、彫り易そうで、拾ってきた石の形にあうものにしたらこのようになりました。
 肥前狛犬の定義は製作年では、300~200年前に作られたものとなりますので、これは肥前狛犬ではありません。「肥前狛犬を模した現代の狛犬」というところでしょう。
 神社に奉納されているのは、ア・ウン一対が一般的ですから、また適当な石を見つけたら、似たようなものをもう一つ彫りたいと思っています。

 今年の4月口石金比羅さんの春祭りの折、この神社に奉納しました。

この中です。

 ここには、中央に金比羅神社、左に黒髪神社、右に宮地嶽神社と3つの石の祠があります。その間に置かれました。


 1体だけですから、何とも落ち着きが悪く感じられます。適当な砂岩を見つけたら、もう1体彫って、1対になるようにしたいものです。


次回からはまた肥前狛犬のシリーズです







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