古い石像物ばかり紹介してきましたが、ここで新しいものを出します。
鷹島と言えば鎌倉時代に、元寇の襲来で無人の島になったこともある歴史もあります。戦国時代から、江戸時代に玄武岩の良質の石材が産出され、石の島として現在も続いています。
平成21年には、鷹島肥前大橋が架かり、離島とはいえなくなりました。
鷹島側から肥前町(唐津市)を望んだ鷹島肥前大橋です。
これを記念して、松浦市と福岡ソフトバンクホークス総合交流宣言がされました。
そして、鷹島の「モンゴル村」の一角に、ソフトバンクホークスの優勝記念モニュメントが建てられました。
中央の「必勝」の大きな文字は、上手ではありませんが、王貞治会長の揮毫です。これには、「勝鷹」「勝利の風が吹く島鷹島」なども彫られています。
左側には「守鷹」「長崎県」とあり、右側には「攻鷹」「松浦市」と彫られています。このモニュメントに使われている石の台座は、鷹島産の玄武岩ですが、鷹のモニュメントは真っ白い石ですから鷹島産ではありませんが、南国の日差しに輝き、まぶしいものです。この横には、王会長、秋山監督他、主力選手の手形も名前入りで彫られています。
あまりに石の表面がきれいに磨かれているので、カメラを構えた私まで、写ってしまいました。地元の石工が腕によりをかけて仕上げたものでしょう。
鷹島は元寇と石とホークスの他にも漁業も盛んなところで、その中心は、阿翁浦です。一時は日本一のトラフグの生産地でしたが、ホルマリンを使ったことから、信用を落としました。風力発電機の塔には「日本一のフグ」と書かれていましたが、今はフグの所は消されています。
鷹島で食べるものは、何といっても魚です。トラフグもいつでもありますが、私のお薦めは、漁師飯の「オトコ飯」です。これはどんぶり飯にたっぷりの刺身が載り、ごま醤油をかけて食べます。何か所かありますが、海上屋台三軒屋もおすすめです。
岸壁からの道板は少し揺れますが大丈夫です。
次回からは、肥前狛犬をシリーズで紹介します。
0 件のコメント:
コメントを投稿