平戸棲霞(せいか)園の織部灯篭
平戸藩第10代藩主、松浦熈の時、平戸城の西麓、平戸湾が見える見晴らしがよい所に、藩主の別邸として、屋敷と庭園が造られました。京都の棲霞観を模したものだそうです。現在は松浦分家の人のものですが、広い敷地内には住む人もいません。したがって、庭園内に立ち入ることもできず、写真を撮ることもできず困っていましたが、南九州大学の教授が学生を連れて、庭園の調査と修復に見えていたので、その時にお邪魔して写真を撮ることができました。
庭園の上段には完全な形をした織部灯篭があります。
庭の感じは部分ですがこんなものです。昔は立派な庭園だったたたずまいです。
屋敷に近い所にもう1基あります。
こちらのは、火袋がありません。後から聞いた話では、火袋はあるらしく、次回に学生を連れてきたときに、火袋を載せて修復するとのことです。
次回は平戸館山の織部灯篭です
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