桜渓書院跡にあった薩摩塔
桜渓書院とは平戸藩の資料の中では見たことがないものでした。平戸市戸石川町の最教寺の近くにあったもので、記念碑などがあります。
これには、「桜渓書院跡」と篆書体で書かれています。書いた人は、松浦陞(すすむ)とありますから、平戸藩の最後の藩主、詮(あきら)の孫になる人です。平戸藩校の維新館や猶興館は知っていますが、桜渓書院は知りませんでした。いつ頃のものでしょうか。
この場所には現在アパートが建ち、駐車場の端に記念碑はあり、その傍に薩摩塔もあったそうですが、今は、生月町の博物館「島の館」の収蔵室に保存され展示はされていません。
島の館の学芸員の方に手続の後、写真に撮らせてもらいました。個人の所有物とのことです。桜渓書院についても調べることが出てきました。桜渓書院跡にはこんな風にあったそうです。
次回は肥州公墓地の薩摩塔です
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