安満岳は平戸島で最も高い山(530m)で、信仰の対象にされていました。神仏混淆の神社と寺があったそうですが、明治の初めに廃仏毀釈で、神社だけが残っています。
高校1年の時、学校林の手入れということで、1度歩いて行ったことがありましたが、ずいぶんと遠い所で、着いたらほとんど作業はせずに、弁当を食ったらすぐに帰ってきたように思います。学校としても、生徒に作業をさせる気もなかったようで、道具もありませんでした。
しかし、今は稜線の左端、鯛の鼻は公園として整備され舗装道路が伸びています。ここからの眺めはなかなかないいものです。途中にある駐車場に車を止めて、緩やかな傾斜を歩けば、安満岳山頂は楽にたどり着きます。頂上にはこんな祠が祭ってあります。
左の塔は数年前までは、謎でしたが、薩摩塔と言われてみれば納得できます。近寄って見ると
専門家の論文では、薩摩塔が2基あるそうです。私には1基にしか見えませんが、下にある残欠がもう一つのものでしょうか。次回は桜渓書院跡にあった薩摩塔です
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