佐賀市の栴檀橋(せんだんばし)は石の桁橋
この橋は、前回の石井樋のおよそ5km下流の多布施川に架けられています。近くの神野(こうの)公園の入口にあります。神野公園は「神野のお茶屋」として親しまれてきた佐賀藩別邸が、佐賀市に寄付され「神野公園」として市民に開放されたのは大正12年です。
その翌年の架橋で、橋長16.8m、幅員5m、6スパンの国内最大級の石桁橋です。河岸に多く生えていた栴檀の木に由来して、栴檀橋と名付けられたようです。
さすがに現在は車を支える力はないらしく、歩道として使われ、すぐ下流に車道はコンクリートの橋が架けられています。しかし、周りの風景に溶け込み、優しさが感じられます。また、「A級近代土木遺産」にもなっています。
次回は糸島市の肥前狛犬です
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