長崎の眼鏡橋(めがねばし)
写真を撮った日は、ランタンフェスティバルの提灯飾りがつけられていました。
長崎市の中心地、中島川に架かる、石造りアーチ橋として日本最古のものです。この橋以外で昔のものが残っているのはないでしょうから、日本最古の橋でしょう。説明板が読みづらいと思いますので、主なところを書きます。
寛永11年(1669)、興福寺の中国人僧「黙子(もくす)禅師」によって架けられたものです。この付近は寺町といい、他にも大きなお寺がたくさんあります。寺と町を行き来するために他にも橋は架けられて現在も残っていますが、2連アーチの姿が川に映る姿はめがねのように見えるので、明治になり正式に眼鏡橋と名付けられたそうです。写真の撮り方が悪くて眼鏡に見えないのが残念です。
この橋は三百数十年この地にあり、何度も水害に見舞われましたが、少しの損害は受けても、手直しをして現在も立派に人々の役に立っています。私が知っている昭和57年の長崎大水害の時も中島川沿いには大きな被害が出ましたが、この橋は流されることはありませんでした。
今では長崎観光名所の一つです。川の水際には石づくりの遊歩道も整備されています。
次は諫早の眼鏡橋です
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