疫(やく)神社の肥前狛犬
この神社は疫神社と呼ばれていますが、説明板には、湊八坂(みなとやさか)神社と書いてあります。肥前狛犬は1対2体です。ア像は
反対側から見ると、右足が折れています。
ウン像は傷んだところはありません。
神殿の前には、小さい肥前鳥居もあり、鳥居の足元に1対の肥前狛犬がいます。
この肥前鳥居は佐賀県で最も小型だそうですが、肥前鳥居も肥前狛犬も慶長2年(1597)だそうですから、安土桃山時代の作ということになります。
訪れたときには、市の委託を受けた業者の若い人が、1本足のスタンドを立てて肥前狛犬をあらゆる角度から撮影していました。1体当たり百数十枚も撮り、コンピューターで合成して、あらゆる角度からでも見られるように加工するそうです。以前に撮ったものをスマートフォンで見せてもらいましたが、画面に指を触れ、動かせば自然に動いて非常に楽しい画像を見せてもらえました。全部の肥前狛犬をこの方式で登録すれが、今後は盗難被害には合わないのではないでしょうか。
次回は唐津市相知町の肥前狛犬です
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