2019年8月26日月曜日

200.長崎県の肥前狛犬(11)諫早市6慶厳寺

慶厳寺の肥前狛犬(諫早市城見町)

 慶厳寺は諫早市中心部にある古刹です。摩崖仏が数多く岩の崖に彫られているし、お琴の六調の発祥の地の記念碑もあります。

 
 
 この肥前狛犬はなぜかお寺の中庭に1体だけありますが、1対のもう一方の狛犬はどこに行ったのでしょうか。お寺にあるのは珍しいものですが、昔、神仏混淆の名残かも知れません。この肥前狛犬は彫が、粗削りで鑿の跡がはっきりと分かります。
 諫早市は江戸時代、佐賀鍋島藩の飛び地でしたから肥前狛犬が多いのもうなずけます。諫早市では6件目です。
 
 この近くの本明川には飛び石が所々にあり、よく整備されて風景の中に溶け込んでいます。次の機会に取材に行くことにします。
 
 
次回は長崎郊外の長与町に行きます
 
 
 


 
 
 
 
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿