慶厳寺は諫早市中心部にある古刹です。摩崖仏が数多く岩の崖に彫られているし、お琴の六調の発祥の地の記念碑もあります。
この肥前狛犬はなぜかお寺の中庭に1体だけありますが、1対のもう一方の狛犬はどこに行ったのでしょうか。お寺にあるのは珍しいものですが、昔、神仏混淆の名残かも知れません。この肥前狛犬は彫が、粗削りで鑿の跡がはっきりと分かります。
諫早市は江戸時代、佐賀鍋島藩の飛び地でしたから肥前狛犬が多いのもうなずけます。諫早市では6件目です。
この近くの本明川には飛び石が所々にあり、よく整備されて風景の中に溶け込んでいます。次の機会に取材に行くことにします。
次回は長崎郊外の長与町に行きます
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