木場郷の六地蔵
ここの六地蔵さんは郷土誌に記載がありません。和尚さんが木場にもあったと連れて行ってもらいました。
宇久島の六地蔵で、標識があるのはここだけでした。道路が三叉路になっているところで、昔風に言えば、追分でしょう。
砂岩製の六地蔵さんはずいぶんと傷んでいて、文字などは一切読めません。記年銘がないので郷土誌には記載がなかったのでしょうか。宝珠が載せられていますが、これは五輪塔のものですから、近くにころがっていたのを粗末にならないようにと高い所に乗せたのでしょう。
追分に立つ六地蔵、その役割とはどんなことなのでしょう。両脇に立つ石造の姿が気になります。振袖のお姿であるよう理解しますが、年若い女性の神様であるとすれば、それはもしかしたら佐用姫神では?と、想像膨らしています。
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