清浄院の肥前狛犬
禅宗は臨済宗の清浄院は庭園の手入れも行き届いて、清々しい感じを受けました。庭園内に小型の肥前狛犬が3体見られましたが、ここでは盗難の心配はなかろうと思い寺院名を出すことにしました。
本堂そばの自然石に乗せられた2基は1対2体と思われますが、最初からここにあったとは思われません。
ア、ウンもはっきりしません。風化が進み、丸っこいかわいらしいものです。
下段の庭園内には1基だけぽつんといますが、肥前狛犬の特徴をよく示しています。
全体に苔が生えて数百年の時代を偲ばれます。
また、敷地内には、六地蔵塔も合計3基ありました。
これらの六地蔵塔は佐賀型の典型的な型です。地蔵の顔に黄色の色が塗られているのはこのあたりでも、民間信仰が何かあるのでしょう。
狛犬や六地蔵があるということは、昔は神仏混淆だったのでしょう。明治の廃仏毀釈でつぶされることもなく、お寺だけは残ったのでしょう。
次回は小城市の肥前狛犬9です
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